さつまいもの収穫をおいおい始めた。まずは苗取り用だった密植スペースを掘る。壮大に茂った地上部に反して、小丸芋が一株1〜2個掘り出せた。とりあえずゼロでない、という収穫結果に喜びを感じる菜園一年生。教科書「家庭菜園ビックリ教室」にも、苗床からは、一回食べる分取れる、とあったので、こんなものか。本植えのスペースに期待だ。
貯蔵中に甘味が増す芋に先立って、うまれてはじめて茎葉を食べてみた。とりあえず茹でたあと、茎はきんぴら、葉はおひたし。
控えめに言って、食べない理由が見つからない位には美味しかった。調味料は醤油と油のみ。新鮮さが成立させる美味しさだとは思う。茎葉はそれこそ沢山あるので、当分おかずはサツマイモ地上部が続きそうだ。
早くも反省点だらけの菜園だが、なんだかんだで毎日おかずの野菜には事欠かない。もう一ヶ月は、お店で野菜を買っていないように思う。献立は畑が決めてくれる。ナスにゴーヤに「ばっか食」だが、ほとんど飽きない。お米と味噌は大好きなので毎日事かさないし、この二品さえあれば生きていけると勝手に思っているので、栄養成分とかも気にしない。「たまにはカレーを食べたい」とか思う時は、素直にカレーを食べる。こーゆー時の勘に間違いはない。しかも、たまに食べるカレーなので実に美味しい。「ごちそう」の意味が分かる。気が付けば食費がぐっと減ったと同時に「食べたいものを、食べたいだけたべる」食生活を送っている。
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