掃除すると人生が変わる?

いくら有益な情報を手に入れても、それを実行し続けられるかどうかは本人の必要性次第、と書いた。

じゃあ今やってることに必要性があるか否かの判断基準は?ズバリ「これをやらないと気持ち悪い」かどうかだと気づいた。

「これをやらなきゃ気持ち悪い」のパワーには、窓ふきをしていて気づいた。一箇所キレイになると、今まで意識に上らなかった他の場所の汚れが気になってしょーがなくなる。そして、誰に言われるわけでもないのに、きれいにしてしまう。今までやろうと思ってさえいなかったのに。

「これをやると楽しい、気持ちいい」までは、その行為に必要性があってもなくても感じることがある。しかし「楽しいからやる」の弱点は、世の中やらなきゃ楽しさがわからないことばかり、というところにある。窓拭きだって、とりあえず拭いてみるまで、その魅力に気づかなかった。

掃除をしていると、気付けば「やって楽しい」というより「やらないと気持ち悪い」という気持ちに動かされることになる。やることによってはじめて湧いてきたその情動に突き動かされて掃除するうちに、気付けばやる前に想像出来なかったくらいキレイな部屋になっている。部屋が変われば見える景色も感じる空気も、何もかも変わる。そうなりゃ当然自分も変わる。そういう段取りになっている。

掃除すると夢が叶うとか人生変わるとかよくいうけど、ひょっとしてその秘密の鍵は「やってるうちに、やらないと気持ち悪くなる」あたりにあるのかもしれない。

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