雑記

「響き、脱力、呼吸が歌う」? が鳩山メソッドの全容なのだが、実際やることといえば、声を出しながら、首なり背骨なり体の部分を、前後、左右、右ねじり左ねじり、それぞれしてみて、どの場所で一番声が響くか、身体が楽か、呼吸が深くなるかを感じる、ということになる。?


ある日、ガチで歌う主体を俺ではなく響きにチェンジしようと決めて、虚心坦懐、一番声が響く身体のポジションを探したら、ものすごく身体をねじった状態が一番響くし、快適なことを認めざるをえなかった。胴体をほぼ90度捻って、左を向いて歌う形だ。


これはシンガーとして非常にサマにならない。どんなまっすぐな愛のメッセージを歌い上げても、身体は横向いてるというのは見てくれ的にいかがなものか、、とか思うのだが、あくまで歌う主体は俺ではなく響き、という原則に従うと、ヒジョーにへそ曲がりなこの状態で落ち着くのだ。


?自分の身体の歪みを自覚したと同時に、この根深い身体の歪みが元に戻ったら、今の自分には想像もできないような声が出るのではないだろうか、と思うようになった。? 続く

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