生き方を変えるために少食断食を生活に取り込むべく、改めて甲田光雄先生の本を読み直した。
本というものは一度読んだ気になっていても、改めて読むと新しい発見がある。、、というか全然読めていなかったことに気付かされる。。
「1日2食で夕食を大食いするくらいなら、一日3食の方がはるかに体にいい」
という記述に衝撃を受けた。
「長生きしたければ朝食を抜きなさい」という本を読んで以降、一日2食の食生活を続けてきたのだが、まさに朝食を抜いて、夜にバカ喰いをするという見本のような悪い食習慣を、20年近く送っていたことになる。元気が出ないわけだ。
甲田先生に親しみを持てる理由は、ご自身が大食いによる地獄を見て、そして大食いをやめる難しさも身をもって知っていることだ。
上に書いた夜にバカ喰いみたいな、俺が体験した食習慣改善の過程における失敗も、だいたい先生も通過済みだ。
それを包み隠さず語る飾らない人柄に、非常に信頼を覚える。
著書で語られる何事もやりすぎてしまう性分は、読んでいて他人のような気がしない。
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どうやら自分は、先生の言うところの「鈍重肝臓」で20年を棒にふった感がある。
しかしこれは絶望ではなく希望だ。何故なら、原因さえわかれば同時に解決策もわかるからだ。
はじめて甲田先生の本を読んだ時は、理屈には納得したものの、あまりに当時の常識に反する内容だったので「ほんとかしら?いっちょ信じてやってみるか!」的な気持ちだった。
しかし最近は、甲田先生の見解を後押しするような最新の化学的知見が世に溢れるようになった。
「オートファジー」が、俺が失った20年を取り戻す鍵だと考えている。
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