家計簿が続いている

奇跡が起こっている。家計簿記帳がが一ヶ月以上続いているのだ。

過去、幾度となく挑戦しては三日坊主で終わった家計簿。続けられている要因は、やはり断捨離だ。

断捨離を敢行することで「安物買いの銭失い」「塵も積もれば山となる」といった、誰もが言葉としては知っている諺の意味を、実感として、骨身で知ることができた。

買い物の度にスマホで帳簿する手間も、「私の命と引換えに手に入れたお金を、二度と、いらないものに使いたくない！」という決意を前にすれば、全く苦にならない。
どころか、「私のお金はどこへ消えていくの？」という興味で、むしろ帳簿をつけるのが楽しみにすらなっている。

ITテクノロジーの発展も、家計簿をつけるハードルをたいへん下げている。
俺はその名も「家計簿」という名の、豚さん貯金箱がアイコンのシンプルな手入力アプリを利用している。

支出がある度にこのアプリに入力しているのだが、師匠おすすめのアプリ「マネーフォワードme」を使えば、その必要すらなくなる。

クレカや電子マネーをこのアプリと連携させることで、支出と収入が自動的に帳簿に記録され、自動的に家計簿が出来上がる。俺も、カード利用状況や銀行口座の入出金を一括で確認するためにインストールしている。

もはや「家計簿つけるのめんどくさい」という悩みは、ITテクノロジーにより根絶された。と言っても過言ではない。