下唇と歯の間に声を響かすことを最優先に声を出す。音程や母音が変わっても、ただただ、下唇と歯の間の響きだけに集中する。
今までと違うルールで声を出すと、色々なことに気づく。例えば、高い音程になるほど息を吐く量も多くないがちだけど、実はそんなに多くする必要がなかったことに気付いた。
むしろ吐く息が多くなると、無駄な力みができて、逆に唇と歯の間に響かなくなる。喉はリコーダーと違って、強く吹けば大きい音が出るというシステムではないのだ。
子供の頃、ファミコンでマリオカートをプレイしてる時、熱中しすぎたせいか、カーブを曲がる際、コントローラーも車のハンドルのようにクルッと曲げていたのを思い出した。高い声で息が多くなるというのも、コレと同じことだと思う。つまり無意味な動作だ。
ある動きをしようとする時、必要のないところまで動いちゃう人の事を運動音痴と呼ぶのではなかろうか。
逆に言えば運動神経のいい人って、必要なところだけ動かして、必要のないところは動かさない、つまり体を細かく使える人の事なのかもしれない。運動神経良くなりたい。
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