「電線の鳥」を後にして、夜のライブ会場「井戸の底」へ向かう。
大好きな雑貨屋さんや美味しい湧き水を横目に街を歩く。
前住んでいた東京や今住んでいる山梨とも違う、徒歩圏内に面白い場所が集まっている街の距離感が心地よい。
俺にとって松本は歩いてるだけでテンション上がる、いわばディズニーランド的な場所なのだが、ディズニーランドと違うのは、住めるし、実施住んでる人も沢山いることだ。
ギター背負って、涼しくなってきた夕方の松本城のお堀を歩いていたら、ガチで住みたくなった。
「井戸の底」はgivemelittlemore.で知り合ったシンガーの三井未来君が、この春自宅を改装して立ち上げたという噂のライブスペース。松本城から5分ほど歩いた静かな住宅街の中にある。
城下の懐かしい雰囲気の住宅街に、こんな面白い場所作る人がいて、それを許す大家さんもいて、その場所で音楽奏でる人もそれを聴きに来る人もいて。松本は豊かな街だと思う。 pic.twitter.com/gR2RA2ShLS
来る前は「民家の和室でライブする感じかな〜」くらいに想像してたのだが、想像をはるかに超えたライブハウス感でビビった。外見はホントに普通の古い民家なのだが、中の10畳ほどのライブスペースは、石膏ボードで天井まで防音されて、ミキサーやスピーカーまである。完全diyとの由。きゅうりの支柱を立てるのも一苦労の身としては、敬服しちゃう。
井戸の底、想像以上にライブハウス感が半端ない!家9ライブハウス1みたいな感じかと思いきや、ライブハウス9家1位の感じ。これ手作りって凄すぎる。 pic.twitter.com/aNTiHUEImJ
固い壁で声もよく響く。クーラーも効いて涼しい。すごくいい感じ。生声で歌おうと思う。 pic.twitter.com/HNRyOnl6rF
もうすぐライブがはじまる。会場結構な賑わい、ロビーで各々くつろいでいる。 pic.twitter.com/Fqb79RmH4a
大入り満員の大盛況 pic.twitter.com/F3TSbyxzFp
冷蔵庫が超店感出ててカッコいい。 pic.twitter.com/Ru3O4ndIVO
次はレペゼンパンツ!!ライブフロアに移行する人々。 pic.twitter.com/X0e06qketm
写真取り逃したが、レペゼンパンツ氏のパフォーマンス、素敵だった。
音響的にも、硬い壁に囲まれているおかげで声がよく響いて、歌いやすい。トレインの汽笛もフルで吹けそう。
想像以上にいい演奏できそうな場所で、テンション上がってきた。
場所自体の面白さもさることながら、松本城下の、何十年も風景が変わってないような懐かしい静かな住宅街に、こんなスペースがある、というシチュエーションも面白い。
こーゆ場所作っちゃう面白い人がいて、それを面白がる人がいて、そーゆー面白いことをやるのを後押ししてくれる、すでに面白いことしてる人達も沢山いて。面白い街だなーと思う。
ここでライブして欲しい友達の顔が何人か浮かんだ。
いいギターは弾かなきゃ勿体無いように、いい場所なので、これからもガンガン音楽が鳴り響いて欲しい。
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