鳩山氏は黄ばんだ差し歯をなんとかしたいと思い立ち、歯医者へ行くことにした。
ついでくらいの気持ちで歯の状態を検診してもらったところ、歯周病が進んでいるという寝耳に水の診断。とりあえず黄ばんだ差し歯は置いといて、そちらの治療のために通院することにした。
長年の甘酒頼りのノーシュガー生活、虫歯には自信があったのだが、歯周病は考えたことがなかった。完全に油断していた。(結局虫歯も一本あった)
歯医者さん曰く「虫歯は怖くない。痛いから治療に来る。怖いのは痛みなく進行する歯周病。気づいた時には手遅れ。土手ボロボロの歯グラグラで来られても、手の施しようがない。」
なのでできることは、普段からの歯磨き。そして、歯磨きだけではとりきれない歯垢を綺麗にしてもらうためにも、定期的に歯医者に通うことが大事なのだそうだ。有名な歌の文句じゃないけれど「歯周病の原因、歯垢の溜まりがちな場所それは、歯と歯の間」だ。
俺のように、無知ゆえに長年歯医者へ行っていない人は、ぜひ一度行くことをお勧めする。
ところで、この度初めて行った歯科医院が、いい医院すぎて感動した。
初診での「あなたは自分の歯が何本あるか知ってますか?」という質問に虚をつかれた。そんなこときいてくる歯医者なんてなかったし、自分でも考えたこともなかった。
治療より予防というコンセプトが素晴らしい。歯磨きの重要性や正しい磨き方を、エビデンス込みで説明してくれた。理屈がわからないと腰が動かないタイプの鳩山氏は、俄然歯磨きに対するやる気が出たようだ。
能動的にお客の歯の健康、ひいては幸せを考えてくれる歯医者に初めて出会った。今まで知っていた歯医者さんは、単なる虫歯直し屋さんでしかなかったことに気づいた。
Google口コミ高評価の人気医院、初診まで一ヶ月もかかったが、待った甲斐があった。
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