三井未来君と話をした中で印象に残っているのは、井戸の底立ち上げの由来は「成り行きだった」という話だ。
もともと自分が音楽やるために作った場所なんだけど、それを面白がる人たちが居て、ライブスペースとしての今に至るらしい。
なんで印象に残ったかというと、お昼に会った「電線の鳥」の店主原山さんからも、似たような話を聞いていたからだ。
原山さんはアカペラで自作曲を歌うという独自のライブ活動をしているらしいのだが、それをはじめたきっかけが、やはり「成り行き」と言っていた。
最初はライブのためではなく、個人的に曲を作っていたそうだ。それを面白がる人たちとの縁があって、今のライブ活動に至っているらしい。
立て続けにそんな話をきいただけに「松本マジ成り行きの街!カッコいい!」と思った。
松本には、そーゆー成り行きを許す豊かな土壌があるように思う。
市街地にドバドバ美味しい湧き水が溢れていることに象徴されるような生活環境の豊かさが、それを底で支えているのだろうか。
成り行きだから力みがない。そして力みがないからこそのナチュラルな力強さを、松本の人たちは持っているように感じる。
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