これまで、どうでもいいことに時間とお金を使いすぎた。これからは、どうでもよくないことだけにエネルギーを注ぎ込みたい。
では、どうでもよくないこととはなんなのか?以前、温泉理論を書いたが、結局、音楽に限らず、何かを作る人が一番やるべき作業は、自分の源泉を掘り当てることではなかろうか。
何を掘る?どうやって掘る?ここで大変役立つのが、ヨーガだ。
響く声を出したりギターを上手に弾きたい、というヨコシマな目的ではじめたヨーガだが、真面目にやると、それ以上の効果があることに気づいた。
いくらハイスペックな肉体があっても、そこに命がなければ、ただの肉塊だ。
同じように、どれだけ上手にギターが弾けたり声が出ても、その奥に何かがなければ、心に響く音楽にはならない。
音楽におけるヨーガの真の効用は、いい音を出せるようになることよりむしろ、音に命を吹き込めるようになることにある。のではなかろうか。
といいつつも、それを目指す過程で自分の体の使い方も上手になるので、演奏も自ずと上手になる。つまりどっちも手に入る。
しかし演奏上達目的でヨーガをつまんでも、テクニックしか手に入らないだろう。それならば、本気でヨーガをやった方が断然お得じゃあないか。
内職をはじめた。
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