MacBook Proを買った その2

MacBook Proを買った。その1
科学技術が行き着くところまで行き着いたこの時代、自分が何が欲しいかさえわかっていれば、驚くほど手軽にそれを叶えるテクノロジーを手に入れることができる。平たく言えば「中古で十分」ということだ。MacBook Proを買った。用途はオーディ...

捨て活以降、気分に流されて、無意識で何かを買うことがなくなった。

自分の中に買い物の基準がいくつか出来上がり、それに沿う物事だけを買うようにしている。

その一つに「これを持つ事によって、今持ってる物をより減らすことができるか?」というのがある。

今回買ったMacBook Proはまさにそれ。現在、所有CDの取り込みが完了して、CDはガンガンメルカリに出品している。

ほとんど聞かれないまま、長年押し入れで眠っていた大量のCD。長い間プレッシャーを感じさせる、気がかりな存在だった。

「いつかちゃんと聴かねば」「それとも処分せねば」などの選択肢がことあるごとに脳裏に浮かぶのだが、どちらにしろ実際行動するのはめんどくさく、今まで見て見ぬフリをしてきたのである。

、、、、そう、長い間聴かずに放置してきたCDだ。パソコンに取り込みながらも「果たして取り込んだとしても、聴くのだろうか?」という疑問がないわけでもなかった。しかしそうでもしなければ、どうしても手放せなかった。CDは自分にとって、思い入れが強すぎる「野望ガラクタ」なのである。

一枚一枚供養するような気持ちでパソコンに取り込んだ。400枚くらいあるが、一枚700MBだとしてもSDDは1TB、全然余裕だ。

盤面に傷が多すぎて、正常に取り込めないCDも沢山あった。

皮肉なもので、何度も聴いた愛聴版ほどエラーが出るほど傷だらけで、買って一回しか聞いていないようなどうでもいいCDほど新品同様だ。昔から、モノを雑に扱う自分の性分と向き合う作業になった。捨て活マスター達の「ものと向き合うことは自分と向き合うこと」という言葉を思い出した。

CDは片っ端からメルカリ出品している。大容量データを軽く扱える現在、CDの存在理由なんてほぼないと個人的には思っているだが、出品したら思っていた以上に需要があった。今まで持っていたCDプレイヤーと古いノートパソコンも同時に売れたので、それと合わせてMacBook購入費は、楽々モトをとることができた。

「MacBookを買ってCDを全部データ化」

実際に実行に移すまでにだいぶ時間がかかったが、いざやったら、いいことしかなかった。何も失うことなく、今まで以上に快適な住居空間とスマートで便利で高音質なオーディオ環境を手に入れることができた。

全部取り込み終えて、今まで手に入れたすべてのCDが、MacBook Proのでかいモニターに一覧された時には感動した。ブルートゥーススピーカーとエアーマックエクスプレス(1500円)によるオンライン化のおかげもあり、音楽再生のハードルもめちゃ下がった。次はそれらの機材的な話もしようと思う。

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