前回記事で、持ち物をたくさん捨てたらお金に対する意識と使い方が変わった、と書いた。
実際に何を変えたか、数記事にわたり具体例をあげていく。今回は固定費についてだ。
財布に空いた穴を小さくする確実な方法は固定費削減だと思い至った。一つ一つは微々たる額かもしれないが、何もしなくても毎月出費が積み重なっていくのが固定費。逆に言えば、そこを減らせば、毎月何もしなくてもお金が貯まっていく事になる。
しかし「ケチった」わけではない、ということも書いておきたい。改めて必要か考え、いらなくね?という結論に至った物事を削っただけに過ぎない。捨て活はそのまま、無駄に対する意識を鋭くするトレーニングにもなるのだ。
①サブスク解約
Apple Music、Amazonプライム、Apple Music、Kindle Unlimitedを解約した。
アマゾンプライムは確かに便利だ。しかしその便利さがむしろ仇となり、買わなくてもよいものを買う原因になっている。捨て活で、星の数ほどの便利グッズを手放すに至って、そう思い至った。別に明日届かなくてもいいや。
同じ理由でアマゾンアプリもアンインストールした。今の自分には、買い物を便利にすることよりむしろ、ハードルを上げることの方が必要、と判断した。
家に大量のCDがあるのでApple Musicは一旦解約してみた。しかも我が家は図書館まで徒歩三分と恵まれている。さすがの楽都松本、CDの品揃えも充実している。
Kindle解約の理由も同じ。図書館フル活用。
「本は買うべき」説も聞く。「身銭を切らないと身にならない」というのが理由だ。
しかし考えてみたら、我々は誰しも、毎年、住民税という莫大な身銭を切って、図書館を利用しているのである。そのことを意識すると全然身にもなるし、改めてもっと利用しよう!という気にもなる。
②電気の契約アンペアと契約会社見直し。
契約アンペアを30→20アンペアに変更した。ドライヤーも使わない坊主が住む、エアコンも電子レンジもない家で、何も考えず30アンペア契約していた自分の間抜けさに気づき、腹さえたった。賢くなるとは、自分がアホだと気づくことである。
付随して、新規契約で半年間基本料半額キャンペーンをしている電力会社に乗り換えた。
この二つで、キャンペーンを抜かしても、月320円ほど違う。
今の自分なら、何もしないでこれが毎月積み重なっていくことの、とんでもない凄さがわかる。
しかしこれは、いくら人に言っても、わかってる人はすでにわかってるし、わからん人にはいくら言ってもわからん、ということも、わかる。過去の自分がそうだったから。
なので昨日の記事の結論に戻る。一刻も早く、捨て活をして欲しい。
ちなみにこの電気料金見直しに伴い、自分の家の主だった家電がどれだけ電力を使うのか、ワット、アンペア、ボルトが何を意味するのかも学んだ。こういうなんとなく言葉は知っているけど意味はわからないモヤモヤを晴らしていく作業は、それ自体が楽しい。
その②に続く
こんな本を読んでいる自分なんて、三日前の自分には、想像することさえ想像できなかった。
よく界隈では「スペースを開けてはじめて、新しいものが流れ込んでくる」とか言われているが、ひょっとするとこれも、そういうことなのかもしれない。
ちなみにためになったし、火もつけられました!厚切りさんありがとう!
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