蒸しキャベツ食べすぎて逆戻りしたお腹の状態だが、翌日の玄米クリーム食で、空腹時の気持ちいいあの感じを取り戻した。
玄米クリームとは、ミルで粉にした玄米を水に溶き、トロトロになるまで鍋で煮て作る、食養メニューである。甲田先生曰く荒れた胃腸の特効薬だ。
食養とか言われると我慢して食べるようだが、これが実に美味しい。おかゆと餅の中間みたいな感じで、お米そのものの美味しさが口中に広がって、幸せな気持ちになる。シンプルゆえの飽きのこない美味しさだが、すり胡麻で味変したり、特製の異様に甘い甘酒をかけて食べたりしたら、完全にご馳走スイーツ、それこそ毎日でも食べたい。
その上作るの超簡単。美味しくてからだに優しいインスタント食品。しかも安い。玄米100グラムとして、一食3〜40円だ。そんな夢のような食べ物あるかって感じだが、ある。
作るのも超簡単なら片付けも超簡単だ。鍋は水を張って流しに放置。そして柔らかくなったお米をたわしで擦り落とせばおしまい。洗剤もいらない。油汚れもないので台所も汚れない。
毎日レシピも考えず、同じ鍋で玄米クリームを煮て、同じ食器で食べて、同じ場所に片付ける。淡々と同じことを繰り返す毎日に、不思議と開放感と自由を感じる。少食という習慣が、予想していなかったところで生活をシンプルにしてくれた。この生活悪くないよ。
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