肋骨の縮みに気づく

木のポーズを試行錯誤しているうちに、左の第11肋骨が縮んでいることに気付いた。

右脚で立つ時だけ安定しなかった理由もわかった。左の肋骨全体がその縮みに引っ張られて、バランスが崩されるのだ。

長年歪んでいたので、もはや歪んでいる状態が自分にとって普通の状態になっていた。

いくら真っ直ぐを意識しても、物差し自体が狂っていたら真っ直ぐがわかるはずがない。

自分の動きたいように動くのではなく、ポーズを完成させるにはどうするかを最優先に、いわばポーズを主語にして体を動かすことによって、今までの自分自身では気づけなかった自分に気づけるようになる。その瞬間がお稽古事の醍醐味だ。

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