デリバリーの仕事をすると、一日に何件も他人の家の玄関を見ることになる。
丘の上の豪邸から学生のアパートまで見てきて思うことがあり、俺も玄関をきれいにすることにした。
やってみて気づいたことは、玄関は、きれいにしようという明確な意志がないとキレイにならないということだ。
傘やほうきなど、置いとけば便利なものを全部置いといたら、いつまでもごちゃごちゃしたままだ。
便利さより見た目のスッキリを取り、二足を残し、靴や傘は勝手口に置いた。キーボードスタンドを作るために買ったg-funは、結局靴おきになった。
果たしてデリバリー配達員に好印象な玄関が出来上がった。
入り口の真横にあるのは、インターフォンを押した客と話すための通話機。この場所にいる?
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