えんどう豆の収穫がはじまった

マイファーストエンドウ&そら豆が実りました。

河野哲也さん(@tkkouno)がシェアした投稿 –


菜の花と入れ替わるように、えんどうの収穫がはじまった。毎日ちぎっては食べている。噛むと、薄っぺらい見た目から想像できなかった甘さと香りが広がり、エンドウ豆は美味しいことを知った。
毎日食べても飽きなかった菜の花、その終わりを惜しむ間もなく次の旬野菜の収穫がはじまる。次が終わればまた次。そして季節は巡り、気付けばまた菜の花を食べていることだろう。
その日食べるものは旬が選んでくれる。旬だから美味しい。というか人間自体が、その季節にそれを食べたいようにできているように思う。このうまくできたはなしを幸せと感じるかどうかはその人次第だが、日本に暮らしていて、それを幸せと感じられたら、こんな楽ちんなことはない。多分昔の日本人はそうやって暮らしていたのではないだろうか。というより、それ以外選択肢がなかったと思う。その点、それを幸せと感じるかどうかを自分で選べる今の日本は、昔以上に幸せだと思う。
「ばっか食い」が続くと、昨日は茹ですぎたから今日は油で炒めてみようとか、自分のための料理ですら、何かしらの工夫が自ずと生まれる。同じ料理を作るにしろ、短期間で回数を重ねるので、必然的に、手際が良くなる。昔のお母さんの料理上手というものがあるとしたら、この、季節に沿った「ばっか食」によるところが大きいのではないだろうか、なんて想像してみる。

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