パズルは一個目のピースをはめるのが一番難しいけど、一つはまればそれ自体が次のピースのヒントになり、沢山はまっていくほど、加速度的に簡単になっていく。
身体の使い方の練習も、パズルに似ている。最初の「これか!」という感覚を見つけるのが一番難しく、そこを乗り越えれば、加速度的に、やるべきこと、できることが増えてくるのが面白いところだ。
師匠の最重要の教え「股関節の捉え」の最初の1ピースがはまった。
以降、ヨガも、声出すのも、ギター弾くのも、立ったり座ったりバイクに乗ったりも、体で行うこと全ての意味が、ガラッと変わった。
今までは、ヨガの色々なポーズで体を色々と動かしているうちに、股関節の捉えを発見するものだと思っていた。しかし今は、股関節の捉えをキープしたまま体を色々と動かすことが、ヨガの練習になっている。動作以前に、まず姿勢ありき。意識の置き場所が逆になった。
ギターも然り。いかに弾くか、ではなく、弾いている間、いかに股関節の捉えをキープし続けるか、に意識の焦点が変わった。
姿勢さえよければ、ギターの弾き方も、自ずとわかる。声を出すのも歩いたり座ったりするのも同じ。
やることがハッキリして、まさに一気に視界がひらけたような気分だ。
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