畑の面積を広げるべく畑の開拓をしている。
コンクリートをひっぺがし、ある程度の石ころをふるいで取り除き、土を戻す。地味でめんどくさい作業だが、石ころ一個どかせば石ころ一個分は石がなくなる。やらなきゃ何も進まないけど、やればやった分だけ目に見えて仕事が進んだ確かな実感が得られるのがいい。
開拓後は松本の「つる新種苗」で見つけた「春ソバ」をまいてみる予定だ。ソバも荒地で育つくらい逞しい植物なのだが、本来まく時期は夏、春ソバは、花までは咲くけど、実るかどうかその年の気象条件次第、保証はできないそうだ。
といっても結果を出す必要のない家庭菜園、花が咲くだけでも見ものだし、地球上に緑が増えた分だけ温暖化が防げる。こーゆー時だけグローバルな視点を持ち出して、自分の気分を盛り上げている。インスタ映えする花を咲かして欲しい。
ソバは種まきから収穫までの期間が短いらしいので、後作にサツマイモを植える予定。
庭先の遊んでいる土地を耕し、ソバをまき、サツマイモを育てる。なんか、やってることが戦時中だ。
開拓した畑スペースに、雑草をすき込む。
前回雑草に畑を耕してもらう「緑肥」を紹介したが、自分で種をまく他に、近所に生えている雑草も利用している。
早朝、なるべく人がいない時間に、近所の道端や空き地の草を刈りに行く。
こちらはとしては、人の土地の資源を無断でいただいているような、ちょっと後ろめたい気持ちなんだけど、見ようによっては街の美化活動に見えるらしく、勘違いした地主の人に「ありがとう」と感謝されたりすると、きまりが悪い。
ブログを書くにあたり、この、畑にすき込む草を刈りに行く行為を言葉にするならなんだろうなーと考えてみたら、「芝刈り」だと思い至った。2019年、地元のラウンドワンの裏で芝刈りをしている未来は全く想像できなかった。もはや、やってることが戦時中どころか、昔ばなしの時代である。
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