垂直仕立て栽培
今年は常識破りの農法「垂直仕立て栽培」というのに賭けようと思っている。
道法正徳さんという方が発見した農法で、野菜の茎や葉っぱを支柱にきつく縛り付けて、なるべく垂直に仕立てる、という育て方だ。詳しくは「野菜だより」2017年5月号に紹介されている。
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ものすごく簡単に言うと、植物は真っ直ぐ育てるほどいいホルモンが活性化され、その植物自体のホルモンパワーで根っこが育ち、茎が伸び、花が咲き、実がなり、害虫を寄せ付けないので、肥料も農薬もいらないらしい。
普通やナスやかぼちゃ育てる場合、ある程度茎が伸びたら「摘心」と言って先端ちょん切ったり、枝の脇から生えてくる脇芽を欠く作業が欠かせないんだけど、「垂直仕立て栽培」の場合、ホルモンが弱まるので、摘心も脇芽欠きもしない。これで育つとしたら、今までの栽培マニュアルは全部なんだったの?ってことになるくらい常識破りだ。
肥料も農薬もいらない。そして枝葉が広がらない分、株間を短くできる。枝が四方八方に広がるかぼちゃなんかも、垂直にはできないかわりに、主枝側枝を一本に束ね、一方向に伸ばしていくといいらしい。その点でも面積の限られた家庭菜園にまさにもってこいだ。今年は夢の野菜バーベキュー目指して、これを試してみようと思う。
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